くすぐりフェチの読書ノート

ちょっぴり変わった性癖を持った管理人による書籍レビューブログ! くすぐりフェチの視点から、あらゆる書籍を弄くり回します!

くすぐりフェチが読む『ブラッドアイズ 北海道絶対防衛戦線』

ブラッドアイズ 北海道絶対防衛戦線 (電撃文庫)

北海道にて。奏也、希、千景の幼馴染み三人が、ヒグマに襲われる。猟兵の茂虎に助けられ、なんやかんやあって、高校生になった三人は猟兵小隊のメンバーになる。その頃、火山、地震、狂犬病(自然動物が凶暴化する病)の頻発により北海道は封鎖され、日本から隔離されていた。彼らは、茂虎の言葉を胸に、死地で戦う。


くすぐりシーン:なし


ヒロインの千景さんが「笑えない」女の子。
「笑えない」という設定を見るだけで、脊髄反射でくすぐりシーンを妄想してしまいます。
「笑わない」「笑えない」という女の子を、変態集団に拉致させてくすぐり拷問!
「ホントに笑わないのか?」「ここが弱いんじゃないか?」「お、効いてる効いてる」「なんだ、ちゃんと笑えるじゃないか」煽り文句が脳内を駆け巡る!

本編は重くて真面目なお話。妄想ネタにしてごめんなさいとしか言えません^p^
主人公達が、師を失い、強くなる。
世界観とメッセージ性で膨らませるために、アウトラインはシンプルにしたのかしらという印象。
あとがきが重くてびっくりしました。
本編中にも、茂虎さんの台詞「人が生きるということは、その他多くの死に支えられている」とか、肉親がクマに食い殺される、とか鬱シーン満載。
ただ、……そんなに重くするなら、中盤に出てくる学園コントみたいなシーン、いらなくね? と思ってしまうのでありました。長くなるし。
あと、せっかくこんな面白い世界観にしたのなら、「隔離された北海道の死地でサバイバル生活を余儀なくされる一般人」を主人公にして描いて欲しかったです。エンタメ的に。
テーマとメッセージ性を優先したらこうなったんだろうなあ……とか色々想像すると、やるせなくなりました。
戦う高校生。師を乗り越え自己実現を果たす主人公。という部分の面白さは十分保証されていると思います。


満足度:★★★☆☆


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ブラッドアイズ 北海道絶対防衛戦線 (電撃文庫)

くすぐりフェチが読む『ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート』

ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)

左女牛明海は神野真国から「女の子を殺した」と告白を受ける。彼が殺した女の子「烏子」は、明海が小学生時代に殺した女の子「実祈」と同一人物だった。


くすぐりシーン:なし


p83「クールな女の子が泣き出すというのは、なかなか興奮するシチュエーションらしいのだ」
小学生がドッジボールでひとりを集中狙いしていじめを行うシーンの描写を引用。
かなり重めのいじめシーンが数ページに渡って続くので、勝手にくすぐり妄想を膨らませていました。
小説でいじめシーンが出てくると大抵はくすぐり変換して見てしまう^p^

第三章にて。修学旅行の夜十時、枕を持って襲撃にでかける、という台詞内描写があります。
中学生の修学旅行。
夜十時。真面目に大人しく寝る班と、恋バナ班、トランプで盛り上がる班、悪のり班に分かれる。悪のり班が『くすぐり部隊』を結成し、各部屋を襲撃して回る。……というネタが脳内を駆け巡り、本編とまったく関係ない興奮を覚えました^p^

本編はホラーテイスト。
背筋をぞくぞくさせながら読みました。特に序盤。ぼんやりポエティックでありながら、その裏に見えない恐怖があるような独特の雰囲気が『ブギーポップは笑わない』を彷彿とさせます。
時系列が行ったり来たりするので、はじめは正直読みづらいとは感じました。しかし、本作のキーワード『イケニエビト』の概念を読者に丁寧に示すための策だと理解できると、すっと入ってくる。
『イケニエビト』という存在の悲しさをしっかりと踏まえた上で、最終章に突入できるので、しっかり泣き所では泣けました。
『イケニエビト』の設定上、本作のオチは綺麗だと思います。
ただ個人的に、「淡く切ない恋物語」なら、もうちょっと突き放したオチの方が好き。


満足度:★★★☆☆


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ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート (MF文庫J)

くすぐりフェチが読む『100万回死んでも少女は死体回収屋の苦労を知らない』

[まとめ買い] 100万回死んでも少女は死体回収屋の苦労を知らない(富士見ファンタジア文庫)

迷宮内で死んだ冒険者を回収して復活させてあげることを生業とする死体回収屋ブリッドは、死にまくる冒険者ニナに出会う。


くすぐりシーン:なし


100万回も迷宮で死ぬのなら、一回ぐらいはくすぐり地獄で笑い死にするんじゃないか?
そんな妄想が膨らみます。
本編にて、迷宮内のトラップは全部でいくつあるか不明。種類も無限大。よって、くすぐりトラップがいくらあっても不思議ではありません。
さらに、全編通してギャグテイストなため、くすぐりシーンとの親和性も高いです。
個人的にはベテラン冒険者のフェリシアさんが、強敵に捕まる、またはニナのせいでトラップに引っかかってしまい、くすぐり地獄に落とされるというシチュが見たいです。
強いキャラがくすぐられるシーン大好きです^p^

さて本作。「RPGの迷宮内で死んだ冒険者の死体ってどうすんの?」という疑問を「RPGにおける面白い死に方集」で解答した作品。
ニナのお馬鹿な死に方バリエーションに笑える。
ニナの死体の位置を見て「どうやって死んだらああいう状態になるのか」と頭を抱える回収屋ブリッドの苦悩に笑える。
ジェラードさんのように、ニナのおバカに、理不尽に巻き込まれて死ぬ人とか、可哀想すぎて笑える。
ホントにそれだけなので、読みながらゲラゲラ笑って終わりです。この手の作品に「深いメッセージ性」とか、入れようとするのが間違い。変に色めくと、迷走してしまうのです。
こういうおバカコメディ、どんどん増えて欲しいのですが、結局2巻で迷走して終わってしまいました。残念。

2巻は迷走しすぎているため、「あ、ここ破綻してる」「え、今これどういう話を読まされるの?」「ん、いまのシーンいる?」「なんでここで視点変えたの??」とかあら探ししてツッコミながら読むのが好きな人にしか、オススメできません。
新キャラのエリィさんのくすぐりシーンは妄想補填で楽しめました。この子、スパイですし(そこネタバレしても本作の魅力は減らない^p^
舞台設定自体はすばらしい(フェチ視点で)ので、いまでもフェリちゃんのくすぐりシーンは妄想しています。

個人的に、ファンタジア文庫は当たり外れがすっごい激しい印象。
『12月のベロニカ』
『神様のいない日曜日』
この2作は、個人的に満足度★★★★★マックス頭打ちの傑作でした。既読本ダンボールから発掘できたら、これらのレビューも書いてみたい。



①巻満足度:★★★☆☆


②巻満足度:★★☆☆☆


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[まとめ買い] 100万回死んでも少女は死体回収屋の苦労を知らない(富士見ファンタジア文庫)