くすぐりフェチの読書ノート

ちょっぴり変わった性癖を持った管理人による書籍レビューブログ! くすぐりフェチの視点から、あらゆる書籍を弄くり回します!

くすぐりフェチが読む『VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する ~クロスアウト・セイバー~ 』

VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する ~クロスアウト・セイバー~ (ファミ通文庫)

30歳オーバー無職の男がVRエロゲー中に下半身裸のまま頭を打って事故死する。あまりにも愚かで哀れな死に様に、慈悲深い神はエロゲーの世界に転生する権利を与えてくれる。しかもステータス特化サービス付き。「敵キャラクターをてなづけてしもべにする」能力特化を受け意気揚々と転生した男だったが、占い師に災厄を招く子とお告げを受け18年間監禁される。18年間の監禁生活で恨みを募らせた男は、悪魔ラクシャルの村襲撃を機に脱獄。ラクシャルを手込めにし、彼女の元の主である魔帝ゼルスまでも性奴隷にした男は、新たな出会いを求めシーフェン王立学校へ潜入する。


くすぐりシーン:なし


みんな大好き仁科朝丸さんの最新作!
くすぐりモノ『くすぐり闘士の無魔術乱舞 (ファミ通文庫)』、洗脳モノ『外道王子の楽園興国記 (ファミ通文庫)』ときて、今回は調教モノ!
どさくさに紛れてくすぐりシーンがあるかと淡い期待はありましたが、残念ながらありませんでした(´・ω・`)
とはいえ、調教モノやら常識改変やら洗脳・催眠といった類いのエロ小説が好きな人は、楽しめること間違いなし!
ノリと勢いが完全にノクターンノベルズ! 親近感が湧きました^p^

指でひと撫でするだけで相手は快感地獄で崩れ落ちる!
服を一瞬で吹き飛ばす特殊魔法! 女の子が一瞬で全裸に!
ごくごく普通にセックスシーン!
おまけにぶっかけシーン……

R18じゃないのが不思議に思える作品でした^p^
こういうフェチモノが一般ラノベで出てきてくれるのは嬉しい限りです。

くすぐりシーンとは普通に相性が良いので、いくらでも妄想補填できます。
ゼルスさんは性感帯紹介ページで『腋』とあったので、旅のどこかはくすぐりプレイの一回や二回はやっていることでしょう。
学校で出会ったポニテ元気っ子のミユちゃんは、巻き添えくすぐりの刑がお似合い。ミユちゃんは本編で落として欲しかったなあ……


満足度:★★★★☆


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VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する ~クロスアウト・セイバー~ (ファミ通文庫)

くすぐりフェチが読む『オミサワさんは次元がちがう 』

オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

鈴ヶ森大学に通う経済学部2年今城雪斗は、ひょんなことから芸術学部の小海澤有紗に出会う。芸術学部の友人によると彼女は変人でコミュニケーションが成立しないらしいが、雪斗は彼女に興味を持ち惹かれていく。友人達の発する「ごんごんじー」という謎のワードは暗号か、合い言葉か、小海澤有紗となにか関係があるらしい。彼女との交流を深める最中、突然人間の声がすべて歪んで聞こえる奇妙な体験をする。「ごんごんじー」について調査を始めた雪斗は、身の毛のよだつWebサイトを見つける。


くすぐりシーン:なし


ホラーでした。
こういうの好き。

ネタバレのラインがすごく難しいので、抽象的な表現にとどめたいです。おもしろかった!
ホラーの合間に挟まれる青春コントも楽しい!
作者は変な人ですねー(敬意を込めて)
童貞を書くのが本当に上手い!
雪斗くんの小海澤さんと相対したときの反応が実に童貞臭くて良いです!
デビュー作の『四百二十連敗ガール』のときもそうでしたが、後半重要な役割を果たすアイテムが序盤の日常シーンにおいて必ず伏線提示される徹底ぶり!
この生真面目さが好き。安心して読めます!

自分の見えてる世界と相手の見えてる世界が違うということは、かなり怖い事実なんですが、実はメガネっ子あるあるでもあります。
視力の悪い人がメガネを取ると、その人の見える世界は、まるで万華鏡のなかにいるような幻想的な世界になる。
なぜだか。自分が見えないものは他人も見えない。自分が見えるものは他人にも見える。そんな錯覚に陥ることがあるのですね。

さて、本作におけるくすぐり妄想!
くすぐってみたいのは関西弁女子の池戸真輝ちゃん。
おかっぱカットで彼氏持ち。彼氏のことを「あほやから」と小馬鹿にするのが口癖。
彼氏持ちなことは妄想が捗る。イチャコチョシチュとか、KTRシチュとか。
明るくてお調子者、でも実は気遣いに長けていて、他者の気持ちをよく察する……という子には、精神責めを付加した全身コチョコチョの刑がオススメです! 意外と背中とか弱そう。
メインヒロインの小海澤さんについては、5ページ目の状況でくすぐるとどうなるのか、かなり気になります。この子はナチュラルに足裏が弱いと思います。


満足度:★★★★★


商品ページは↓
オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

うちの子、『決戦!新選組』を語る


美咲名前入り
凛名前入り

ミサキ
「リン。ちゃんと読んできたんでしょうね? 『決戦!新選組』」
決戦!新選組


リン
「読んできたっつーの! うっさいな……
てか、こういう本って私向きじゃないじゃんよ。
歴史強いハルナとかにやらせればいいのに」

ミサキ
「決まったことですから。文句言っても仕方ないです」

リン
「へいへい」

ミサキ
「さっそく始めますか。まずは、そうですね……
帯に『競作長編!』って書いてますけど、リレー小説ではないのでそこは注意が必要ですよね。この本」

リン
「それ! 思った!
話によってキャラ全然違うもん。
競作長編というより、時系列順短編集って言った方がよくね?」

ミサキ
「はい。
連作小説だと思って買った方はご愁傷さまです。
これから購入を考える方は、新選組というテーマでそれぞれの作家が短編を書き下ろした作品集であると心得ておくべきでしょう」

リン
「それでも、書いてる人は豪華じゃんね?」

ミサキ
「ええ。葉室麟は『蜩の記』、門井慶喜は『銀河鉄道の父』で直木賞を獲っています。
出版当時、門井慶喜はノミネートのみでしたけどね」

リン
「この本の中の『鬼火』見て思ったけど、葉室麟って、少年の凌辱シーン書くの好きなの?」

ミサキ
「はい?」

リン
「こないだミサに読まされた『蜩の記』のなかで、ぼっこすこに拷問されて殺される男の子いたじゃん?
今回の『鬼火』でも沖田総司がお尻掘られてるし」

ミサキ
「好きかどうかは知りませんけど、……
今回の『鬼火』における沖田総司像はかなり面白いですよね」

リン
「掘られたから?」

ミサキ
「少年時代に浪士に強姦されたという強烈な記憶。
沖田はその生々しい記憶を否定するために、意識の底で自分自身の『人間性』を否定しているんですよね。
自分はあの時、何かを体の中に植え付けられた。それが自分を妖に変えてしまう。
そう思い込むことで、彼は精神のバランスをとっている。
感情が希薄で、上っ面へらへらしている沖田の性格を、防衛機制として掘り下げているのが面白いです」

リン
「防衛機制って言いきっちゃうのね。
あの沖田総司って、芹沢鴨の死に相対するまで、『感情を抱いたことない』って独白してるけど?」

ミサキ
「そこ、沖田が『人間性』を思い出した瞬間ですね。
芹沢が死んで悲しいという感情。
はじめて感情をいだいた、そう思うことができた、すなわち人間性を取り戻したということが、
彼にとっては、おぞましい過去への清算になりえたんですよ」

リン
「なんか……」

ミサキ
「私は『鬼火』を本作のイチオシに挙げたいですね」

リン
「書いてない部分を妄想しすぎじゃね?」

ミサキ
「小説ってそうやって楽しむもんですよ?」

リン
「そういうもんかね」

ミサキ
「そういうリンは、どれか気に入った話は見つけたんですか?」

リン
「んー……やっぱ『慈母のごとく』かなあ」

ミサキ
「木下昌輝」

リン
「あ、この人も直木賞ノミネートされたことあんのね。
え? 第二回高校生直木賞受賞ってなに?」

ミサキ
「文藝春秋がやっている高校生がその年のベストを選ぶ企画ですね。
今年で第5回になります。参考にリンク張っておきますね

リン
「そんなのあるの、はじめて知ったわ」

ミサキ
「で、具体的に『慈母のごとく』のどこが気に入ったんですか?」

リン
「あー、わかりやすいとこかな。
土方歳三が鬼副長っていうのは有名だけどさ。
その鬼が、近藤の死をきっかけに、仏を演じようと頑張ってるのがなんか良かった。
んで、最終局面で鬼を呼び覚まそうとしたけど、呼び覚ます必要がなくて。
鬼が必要だと思って京ではやってきたのに、五稜郭まできてようやく鬼が不要だったことに気付く。
本当に必要だったのは仏だった。
『――近藤さん、俺は間違っていたのか』ってシーンは、ぐっときたね」

ミサキ
「『慈母のごとく』は、すごくシンプルな構成なのにクライマックスの盛り上がりが本当に気持ち良いですよね」

リン
「読みやすさで言うなら、『死にぞこないの剣』も個人的には好き」

ミサキ
「今回の六つの短編の中では唯一の一人称形式で書かれた話ですよね。天野純希。
斉藤一の『俺』視点で、臨場感のある描写がよかったですね。
文体の痛快さという点では、小松エメルの『足りぬ月』もお勧めしたいです。藤堂平助視点の油小路の戦い」

リン
「……こんな感じでいいの? レビューって」

ミサキ
「いいんじゃないですか?
我々はやれって言われたからやってるだけですしね。
たとえボロクソ言ったとしても管理人が責任とってくれますし。
我々はいつも通り駄弁っていればいいだけですよ」

リン
「うわ、……ミサ、ものによってはボロクソいう気なのか」

ミサキ
「さあ? それは管理人が選んでくる本によりけりでしょうね。
とりあえず締めますね。『決戦!新選組』おススメです」

リン
「芹沢鴨が沖田総司の○○○○を触るシーンあるぞ!」

ミサキ
「締めで下ネタはやめてください」




決戦!新選組